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Journal InTime


2011-09-06 (Tue) [長年日記]

_ RubyWorld Conference 2011

RubyWorld 2011 Speakers

台風の影響で無事開催できるか心配だったが、みなさんのご協力のおかげで今年も恙無くRubyWorld Conference*1開催終了することができた。 上の写真はスピーカーの記念写真だが、やむを得ない事情により写真撮影に参加できなかったあいざわさんの写真を合成してみた(問題があったら報告ください)。

RubyWorld ConferenceはRubyKaigiと違って大分ビジネス寄りのカンファレンスなんだけど、個人的にいかにもビジネスっぽいイベントにしたくないと思っている。セッションによってはスピーカーと聴衆の間に温度差を感じることもあるけど、将来的にその温度差を埋めていくことがRubyWorld Conferenceの役割なんじゃないかなという気がする。Rubyの普及・発展というのが、RubyアソシエーションやRubyWorld Conferenceの目的ではあるけれど、Rubyはたんなるツールなので、Rubyユーザが増えたり市場規模が広がったところで、Rubyに関わる人たちの生活が何らかの意味で豊かにならなければ意味がない。極端な話、強制されて嫌々Rubyを使うくらいだったら他の言語で開発した方がマシだし、 楽しく開発できていいソフトウェアができるならJavaだってHaskellだってPHPだっていいと思う。 参加者のみなさんが今後必ずしもRubyを使うとは限らないけれど、今後のソフトウェア開発に今回の各セッションで提示されたRuby的なやり方を何かしらの形で活かしていただけると嬉しい。

えーと、何か今一つまとまらないけど、参加いただいたみなさん、開催に協力いただいたみなさん、ありがとうございました。 来年もよろしくお願いします。

Tags: Ruby

*1  「Ruby World」じゃなくて「RubyWorld」なので注意。