2004-01-01 (Thu) [長年日記]
_ ndiswrapper
Centrinoの無線LANを使うために DriverLoaderを 使っていたのだが、試用ライセンスが切れたので、代りに ndiswrapperを使うことに。
以下は作業手順のメモ。
- まず、Windows用のドライバを <URL:http://vcl.vaio.sony.co.jp/download/PK-000237-02.html>から取得。 *1 /usr/local/share/ndiswrapperにPK-000237-02.exeの中身を展開。
ndiswrapperをCVSで取得。
$ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/ndiswrapper \ login $ cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.net:/cvsroot/ndiswrapper \ checkout ndiswrapper
install.shでインストール。
# cd ndiswrapper/ # ./install.sh
.sysと.infの場所を聞かれるので、/usr/local/share/ndiswrapper 以下のファイル名を指定する。
loadndiswrapperのインストール先は、/usr/local/sbinにした。
/etc/modules.confに
post-install ndiswrapper /usr/local/sbin/loadndisdriver 8086 1043 /lib/windrivers/w70n51.sys /lib/windrivers/w70n51.inf
のような内容を追加。(実際は一行)
自分はdebianなので、/etc/modutils/ndiswrapperというファイルに 上記の内容を記述し、update-modulesを実行した。
# update-modules
ndiswrapperモジュールをロード
# modprobe ndiswrapper
iwconfigの実行。なぜかsecurity modeがopenでないと上手く動かなかった。
# iwconfig eth1 essid <essid> key <wep_key> open
*1 自分はPCG-Z1R/Pなので。
_ アクセスポイント毎の無線LANの設定
Linuxでアクセスポイント毎に無線LANの設定の切り替えを行う方法を 解説しているサイトってなぜか見つからなかったので、自分なりに色々 試してたどりついた方法をメモ。
Linuxでは、
$ iwlist eth1 scanning
のように、iwlistでESSIDを取得することができる。 *1 これを使ってアクセスポイントのESSIDを取得して、ESSIDによって設定 を切り替えることにした。
自分はdebianなので、
#!/usr/bin/ruby iface = ARGV.shift result = `iwlist #{iface} scanning` while line = gets essid, name = line.split if /ESSID:"#{Regexp.quote(essid)}"/ =~ result puts(name) exit end end
のようなファイルを/usr/local/sbin/map-wlanに置いて、 /etc/network/interfacesに、
mapping eth1 script /usr/local/sbin/map-wlan map <自宅のESSID> eth1-home map <会社のESSID> eth1-work iface eth1-home inet dhcp wireless_essid <自宅のESSID> wireless_key <自宅のWEPキー> open iface eth1-work inet dhcp wireless_essid <会社のESSID> wireless_key <会社のWEPキー> open
のように記述した。 これで、
# ifup eth1
とした時に、アクセスポイントに応じた設定を自動的に選択することが できている。 *2
_ 餅菜
今年は子供がまだ小さいので実家(愛知県常滑市)に帰らず島根で正月を 過ごしている。
私の実家では雑煮の具には餅菜しか入れないのだが、奧さんに餅菜 というものはこのへんでは売ってないと言われた。たぶん、実家の方で はそう呼んでるけど、一般的な名称ではないんだろうな。
と思って、Googleで「もち菜」を検索してみると、
小松菜がなぜか正月頃になるともち菜と名前だけがかわるらしいが実際は不明
[お雑煮の話より引用]
という記述が。 でも、実家で食べてるのは小松菜の味じゃなかった気がする。 もっとくせがないような感じ。
同じサイトには、
もともと”もち菜”というのはおもちと小松菜だけを入れただけのお雑煮のことなんです。
もち菜=持ち名=名を持ち上げる
という縁起かつぎからその名がつきました。名古屋とその周りの地域に多いお雑煮です。
小松菜が白菜になったりほうれん草になったりしますが、それらももち菜の亜種かもしれませんね。
[お雑煮の話より引用]
という記述もあった。
つぎに「餅菜」で検索してみると、
小松菜に近い在来の菜類であるが、現在の小松菜品種に比べ、葉の色は淡い。食感は柔らかい
[餅菜より引用]
という記述が。 また、最近のスーパーでは小松菜を餅菜と称して売っていたりするらしい。
奥さんはうちの実家で食べてたのは白菜っぽいような気がすると言って いるが、ほんとのところはどうなんだろう。(明日電話してみよう。)
ちなみに、実家の雑煮は餅と餅菜しか入ってないのでとてもシンプルだと 思っていたのだが、島根では餅以外何も入ってないらしい。会社の後輩 が「島根の雑煮に何も入ってなくて衝撃を受けた」と言っていたのはそ ういうことだったのか。いくらなんでも菜っ葉くらい入っているんだろ うと思ったので、「(海老みたいな)具なんてないのが普通だよ」と返し ていたんだけど、会社に行ったら謝らなきゃ。