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Journal InTime


2006-06-24 (Sat)

_ RailsConf三日目

まず、Internationalizing Railsというセッションをとりあえず聞いた。 RubyでUTF-8を使うには、jcode.rbをrequireして、$KCODE = "u"とする、 みたいな話につっこみたかったがいかんせん英語力が。 右から書く言語もあるよね、とか小数点がカンマだったすることもある よね、とかいう一般的な話の後は、Globalizeというプラグインの話に。 config/route.rbの設定でパスにlocale名を含めるという話が興味深かった。けど、String#tって。

Domain Languages as Rails Pluginsはあまり突っ込んだ話はなかったよ うに思うけど、自分のRubyKaigiの発表よりずっと真面目でわかりやすか った。

あとは、Rails, Ajax & Universal Designという発表を名前につられて 聞いたけど、わりと一般的なUniversal Designの話だった。もっとAjax バリバリのアプリケーションでスマートにUniversal Designを実現する ノウハウみたいなのを期待してたのだけど。

この日は近くのステーキハウスに行ったけど、予想よりもちゃんとした 店で、予定よりもお金がかかってしまった:( そしてやっぱりでかい。そしてアメリカのステーキハウスでライスを 頼んではいけないことを学習した。 まあ初日にダウンタウンでたべた天ぷらうどんに、ズッキーニやパプリ カが入っていたことに比べればなんでもない。

最後はDHHのキーノート。だいたいRubyKaigiと同じスライドで同じ流れ なんだけど、Linux Journalの表紙がMatrixに変化するところを間違って 先に見せてしまったりといった、RubyKaigiでは見られなかったお茶目な 一面も(RubyKaigiの時は途中で何度か見てなかったりしたので、実は何かあったのかもしれないけど)。Dave Thomasのキーノートに対応するような形でなかなか面白か った。「non integer primary key言うな」みたいな一幕もあったり。 Dave ThomasのキーノートがCRUDの現実的な側面についてのものだったの に対して、DHHのキーノートはCRUDの理念的な側面について語るもので、 この両輪のバランスが今後もRailsを推し進めて行くのだろう(DHHが現実的でないとか、Dave Thomasが理念なき人だと言いたいわけではなくて、あくまでも象徴的だったというだけなので、誤解なきよう)。

キーノートのあとで増井さんに「何か元気になったね」と言われたけど、 内容がどうとかいうわけではなくて、何か元気になるような雰囲気だった。 やっぱり550人の前というのもあって、RubyKaigiの時よりもテンションが 高かったような気がする。みんなnativeだから観客の反応がいいというのも あるだろうけど。

Tags: Rails