2005-08-26 (Fri)
_ Hyper Estraier 対応
Rastといえば、ximapdをHyper Estraier対応にする実験もやられているみたいだな。実用段階までいくかどうかはわからないけど、コスモポリタニズムというか、ルネサンス的というか、そういうノリは大好きだ。
でも所詮は「比較対象」として、つまり引きたて役の扱いなんだよなぁ。ぶっちゃけ何がいけないんだろう。
[開発メモより引用]
当初は、Rastにべったりで書いていて、クエリもそのままRastのものを 使うなどして、手を抜いていたのですが、現在、バックエンドを本体から 独立させて、クエリの解析などを自前でやってバックエンドで検索エンジン の違いを吸収できるように作業中です。
というわけで、ximapd 0.1.0では、Hyper Estraierも基本的に Rastと同等の扱いになります。
2017-08-26 (Sat)
_ とちぎRuby会議07
とちぎRuby会議に招待いただいて、老害枠で発表してきた。
遠藤さんからバッファの実装に配列を使ってはどうかというアイデア(optcarrotの知見らしい)をもらって、たしかにバッファの基本操作は速そうだけど、正規表現使うたびにStringに変換するのが重そうかも。
前日には山奥の謎のバーに連れて行っていただいたり、当日もアットホームな運営で素晴らしかった。 みなさん、ありがとうございました。
発表もマニアックな話が多くて面白かった。
ごとけんさんのもやもやする話(Rubyのyieldは特殊)は、
初期のRubyはイテレータがもっとCLUっぽかった
do (式).each using 変数 文 end
- 普通のメソッド呼出しっぽくなってProcができたので、(他の言語によくある)クロージャを受け取るメソッドに近づいた
- でもブロック自体はオブジェクトじゃないのでやっぱりちょっと変わってる
ということじゃないかなあ。
遠藤さんのgradual typingをMinRubyに実装した話すごかったけど、Textbringer的には実行時に後で型を変えたくなったりするんだよなあ。 そういう場合に型チェックを全部やり直す仕組みとか上手く作れるんだろうか。
LTを喋ると本がもらえるということだったので、酒匂さんの本をゲットしてサインをもらうと狙っていたけど、yancyaさんに取られていたのが残念。 電子版持ってるけど、紙のもほしいなと思ってグッド・マス ギークのための数・論理・計算機科学をいただいてきた。