トップ «前の日記(2019-12-04 (Wed)) 最新 次の日記(2019-12-10 (Tue))» 編集   RSS 1.0 FEED  

Journal InTime


2019-12-08 (Sun) [長年日記]

_ Textbringerのredo_command

Textbringer Advent Calendar 2019の参加記事です。

Textbringerの操作はほとんどEmacsと同じなのでEmacsチートシートを利用できるが、少しだけ違うところがある。

EmacsのC-/でundoを実行できるがちょっと癖があり、戻しすぎた時にredoするコマンドがなく、いったんundoをC-fなどの他のコマンドで中断すると、以降のundoはそれまでのundoを取り消す動作になる。

Textbringerはこの挙動は踏襲せず、redo_command(デフォルトではC-x C-/)というredo用コマンドを別途用意している。

ちなみにundoのコマンド名はundoなのに対し、redo_commandというコマンド名になっているのは、redoはRubyでは予約語であるため。 Rubyでは予約語と同名のメソッドも定義できるが、レシーバを省略した呼び出しができないのは不便なので、別の名前にしている。