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Journal InTime


2018-06-02 (Sat) [長年日記]

_ RubyKaigi 2018

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RubyKaigi 2018に参加してきた。今回も素晴らしい運営でした。スタッフのみなさんありがとうございました。

聞いた発表はどれも面白かったけど、一番印象に残ったのはジョーカーさんとモリスさんのHijacking Ruby Syntax in Rubyかな。Rubyはユーザレベルでああいう無茶なことができるのがいいところだと思うけど、お二人とも本当に楽しそうだった。

自分の発表では、ツールは自分で作ってFLOSSとして公開しようという話をしてきたけど、何か作ってみようかなという気分になってくれた人がいたらうれしい。

Tags: Ruby

2018-06-09 (Sat) [長年日記]

_ Helixの組み立て

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HelixのPCB単体での販売がはじまったのでとりあえず購入していたが、部品も揃ってRubyKaigiも終わったので組み立ててみた。

部品調達

部品の調達先は以下の通り。

名前 調達先 備考
PCB 遊舎工房
Pro Micro TALP KEYBOARD
TRRSジャック 秋月電子通商
タクトスイッチ 秋月電子通商
ダイオード(1N4148) 秋月電子通商
スプリングピンヘッダ 12P なし Pro Micro付属のピンヘッダを使用
アクリルプレート @youon_epさん
M2スペーサー 7mm モノタロウ MX互換スイッチ用
M2スペーサー 8mm 西川電子部品
M2ネジ 西川電子部品
M2低頭ネジ モノタロウ OLED保護プレート用
ゴム足 セリア(100均)
OLEDモジュール 遊舎工房 OLED用
ピンソケット デンケンパーツ OLED用
ピンヘッダ ダイオードの足を使用 OLED用
Kailh Pro Purple 遊舎工房 中央4つのみKailh Box Brownの余りを流用
キーキャップ FILCO Majestouchから流用

だいたい秋葉原で揃ったけど、西川電子部品だと7mmのスペーサーがなかったり、秋月で買った4Pのソケットの高さが合わなかったりで、別途通販で購入したり他の部品を流用したりした。

ケースはどうしようかと考えていたら、ちょうどTwitterで@youon_epさんがHelix用のアクリルプレートの購入希望者を募集されていたので1セット分譲っていただいた。ありがとうございました。

組み立て

HelixのPCBはダイオードやPro Microの向きが全部揃っていて、Viterbiよりも組み立てが楽だった。 とくにPro Microのピンヘッダの樹脂部分を外さなくていいのが楽で、スプリングピンヘッダを使っていなくてもメリットがある。

ほぼ公式のビルドガイド通りだが、部品が揃わなかったのでOLEDモジュールの取り付けに工夫が必要だった。

以前にPro Microのソケット化をしようと思って買ったピンソケットを4P分折って使用し、OLEDモジュール付属のピンヘッダでは太すぎて入らないのでダイオードの足をピンヘッダ代りに使用した。

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使用感

Viterbiより片側3つキーが少ないだけだが、一列分配置がずれるのでかなり使用感が違う。 とくに、 -=[] あたりのキーに慣れが必要そう。

Kailh Pro Purpleの打鍵感はかなりいいけど、スイッチの違いよりもFILCOのキーキャップを流用したのが大きいのかも。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ shugo [お問い合わせありがとうございます。せっかくですが、電子工作は門外漢ですので記事の執筆は辞退させてください。]

_ shugo [メールアドレスが入っていましたので、元のコメントは非表示にしました。]


2018-06-15 (Fri) [長年日記]

_ 中村君の送別会

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本日付でnariこと中村君がネットワーク応用通信研究所を退職することになったので送別会をした。

最終出社日はちょうどRubyKaigiに行っていて不在だったのだけれど、会社に戻って来たら、ずっと探していたPaul GilbertのTribute To Jimi Hendrixがデスクの上に置いてあった。どうやら中村君が僕のために残していってくれたらしい。とてもうれしかった。

どうりで家の中をどれだけ探しても見つからないわけだよ。

10年間ありがとうございました。 今後のご活躍をお祈りします。

トリビュート・トゥ・ジミ・ヘンドリックス

Tags: 会社

2018-06-30 (Sat) [長年日記]

_ 松江Ruby会議09

松江Ruby会議09に参加した。

LTで何か喋ってほしいとのことだったので、Rubyでスレッドをつくる話をしてきた。

もちろん実用性はないけど、Ruby 3でも継続が残るようなので、玩具として遊ぶ分には問題ないはず。スライドにも書いてあるように、TracePointのフック内の継続を取り出してフックを抜けた後でcallしたりするとおかしなことになる。継続を使う時は何が起きても泣かないこと。

恒例になりつつあるRuby Quizでは、途中で間違えるつもりが最終問題に行く前に一人だけ残ってしまったので、ファーエンドテクノロジー様からオライリー書籍一万円分をいただいてしまった。

今回も楽しい会議だった。来場者、スタッフ、スポンサーのみなさん、ありがとうございました。

Tags: Ruby