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Journal InTime


2006-06-23 (Fri) [長年日記]

_ RailsConf二日目

二日目からいよいよいろんなセッションが始まる。

まずはDave Thomasのキーノート。ちゃんとスライドを作ってくれててわ かりやすい。Hilbert's 23 Unsolved Problemsをもじった3 Unsolved Problemsというタイトルで、Railsの課題を語っていた。Date Integrationというテーマで、foreign keyが欲しいとか(あとでDHHに "Why don't you support foreign keys?"といったら、foreign keyにつ いては前向きに考えるようだ、たぶん。トリガー使ってるか聞かれて、 使ってないと言ったら、「それがいい」と言っていたけど)、non integer primary keyのサポートがとか、compound primary keyが欲しい みたいな細々とした話題や、Deploymentの話もあった(そういえば、 Deploymentの話がすごく多かった、みんな困ってるんだな)けど、 Real-world CRUDというテーマが一番印象に残った。scaffoldは便利だけ ど、Web 1.0だよね、貧弱だよね、relationshipのサポートとか、ブラウザ 上でのvalidationのサポートとか、Ajaxサポートがほしいよね、って話 だったんだけど、期せずして翌日のDHHのキーノートのいい前振りになっ ていたように思う。

終わったあとで、foreign key使いたいよねという話をしてたら、なぜか COBOLの話に。だれかが「COBOL...」みたいな話をしたらわりとCOBOLの弁護をしていた。そのあとで、何かCurt Hibbsと古い言語の話をしてたけど、ついていけず。言語名をメモっとくんだったな。

その他では、AC/DC Stravinsky & Railsというタイトルの発表が面白か った。まさかアコーディオンでAC/DCをやるとは(ってそこかよ)。 RailsのどこがAC/DCっぽいかというと、"you know the title; you know the chorus." だそうです。

Martin FowlerとPaul Grahamのキーノートは何言ってるのかさっぱり。 あと、whyのパフォーマンスも面白かったけど、英語がもっとわかればも っと面白かっただろう。 Japaneseがどうとか言って、みんなが笑ってるのに、自分が意味をわか らないのはかなりせつない。

あとで、うささんがTry Ruby!の日本語訳をメールで送ったけ ど、返事がないって言ってたよ、と伝えると、コードあげるからだれか やってくんないかな、と言っていた。 とりあえず、自分にくれって言ったけど、コード見るのが(そして動かすのが) こわいような。 FreeBSDのjailで動かしてるらしいけど...そろそろSELinux勉強すっかなあ。

結局すべてのプログラムが終わったのは10時過ぎであった。 みんな元気すぎ。

Tags: Rails