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Journal InTime


2019-04-21 (Sun) [長年日記]

_ RubyKaigi 2019

RubyKaigi 2019に参加してきた。

自分はTerminal cursesというタイトルで、端末プログラミングはこんなに面倒なのでcursesというライブラリやTextbringerというフレームワークを使うと楽ですよ、という話をしてきた。 最初はmltermでやろうと思っていたが、なぜかフォントサイズの上限が50になっているようで、4KのPCからミラーリングする前提だと文字が小さすぎるので、Windows上のRloginからVirtualBoxのLinuxにsshで接続した(どうせならVirtualBoxの仮想シリアルポート経由でやろうかとも思ったが、baud rateを設定してもSixelの表示が遅すぎたのでやめておいた)。

死に至る呪い(terminal curses)の話をしたせいか、curses-1.3.0がmacOSでビルドできなくなっていたので、先ほどcurses-1.3.1をリリースした。

咳さんのdRuby 20周年ワークショップを手伝ったら、「DRb.start_serviceを二つの端末で動かしてもエラーにならないのはなぜか?」みたいに松江のワークショップより難しい質問が多くて即答できずにあせった(自分のマシンで確認したところ、サンプルコードではlocalhostにbindしていたので最初の端末では::1、2番目の端末では127.0.0.1にbindされていたようだ)が、好評そうでよかった。流行るといいですね。

今回もいい会議だった。スタッフ・来場者のみなさん、ありがとうございました。

Tags: Ruby