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Journal InTime


2019-04-04 (Thu) [長年日記]

_ HTC U11 lifeの修理

3/23頃からHTC U11 lifeがたびたびタッチ操作に反応しなくなり、「systemが応答しません」といったメッセージが表示されるようになった。 セーフモードでの起動、端末の初期化、SIM/microSDカードの取り外しなどを試しても症状が改善しなかったため、HTCに修理を依頼することにした。

HTCのサポートサイトから製品を選択してEメールでの問合せを選択するとフォームから問合せを行うことができるので、上記の症状を伝えて修理を依頼したところ、着払いと集荷依頼を選べるとのことだったので、3/29に着払いで送付した。その後、「ご申告症状につきましては、メイン基板不良の為、メイン基板を交換させていただきます。」とのことで、一年のメーカー保証期間内だったので費用もかからず、4/4には無事修理されたものが届いた。

台湾メーカーなので日本だとサポートを受けづらいかなと思ったけど、全部メールのやり取りで済んだし、スムーズに対応してもらえてよかった。


2019-04-16 (Tue) [長年日記]

_ Textbringer 1.0.0, curses 1.3.0のリリース

RubyKaigiに向けてTextbringer 1.0.0, curses 1.3.0をリリースした。

cursesは主に新しいWindows consoleでも日本語が正しく表示されるようにしたのと、libformをサポートした。 Textbringerの方はあまり変わってないが、かれこれ2年以上使ってだいぶ安定したかなと思ってREADMEから警告を削って1.0.0にした。

_ RubyKaigi 2019での発表

RubyKaigi 2019でTerminal cursesという発表をする予定。

タイトルにcursesと入ってるけど、cursesの話がメインというより端末の細かい話を延々とするつもり。 基本的な話からするので前提知識はあまりなくても大丈夫。 Linuxの話が中心だけどだいたいの話はUnix-likeなプラットフォームには合てはまるのとWindowsの話もちょっとだけする。

Terminal Editors For Ruby Core Toolchainと話題が丸かぶりだったらTextbringerのデモでもするかもしれない。

Tags: Ruby

2019-04-21 (Sun) [長年日記]

_ RubyKaigi 2019

RubyKaigi 2019に参加してきた。

自分はTerminal cursesというタイトルで、端末プログラミングはこんなに面倒なのでcursesというライブラリやTextbringerというフレームワークを使うと楽ですよ、という話をしてきた。 最初はmltermでやろうと思っていたが、なぜかフォントサイズの上限が50になっているようで、4KのPCからミラーリングする前提だと文字が小さすぎるので、Windows上のRloginからVirtualBoxのLinuxにsshで接続した(どうせならVirtualBoxの仮想シリアルポート経由でやろうかとも思ったが、baud rateを設定してもSixelの表示が遅すぎたのでやめておいた)。

死に至る呪い(terminal curses)の話をしたせいか、curses-1.3.0がmacOSでビルドできなくなっていたので、先ほどcurses-1.3.1をリリースした。

咳さんのdRuby 20周年ワークショップを手伝ったら、「DRb.start_serviceを二つの端末で動かしてもエラーにならないのはなぜか?」みたいに松江のワークショップより難しい質問が多くて即答できずにあせった(自分のマシンで確認したところ、サンプルコードではlocalhostにbindしていたので最初の端末では::1、2番目の端末では127.0.0.1にbindされていたようだ)が、好評そうでよかった。流行るといいですね。

今回もいい会議だった。スタッフ・来場者のみなさん、ありがとうございました。

Tags: Ruby